終わってしまったまいにち

これは拗らせオタクの人生

推しの香水

初恋の推しの香水が出た。

連載が終わってからはや数年が経ち、そもそも彼はたくさんの人間たちが出てくる漫画において主要キャラでもないので寝耳に水だった。未だに疑っている。ほんとに出るのか?最近二次元のキャラグッズがめざましい発展を遂げているのは知っていた。近頃の乙女の嗜好に合わせてシャレオツなグッズが増えたなあと他人事のように思っていた。けれども、まさか…いや、まさか……宮地清志の香水が出るなんて……。

宮地清志、黒子のバスケの登場人物、秀徳高校3年、私の初恋……(涙)。今でも好きなキャラはいるし、好きだった当時も別に他に好きなキャラはいたけれど、ただ後にも先にもあそこまで存在しない人間を本気で好きになるとすれば宮地清志以外ありえないのだと思う。あの頃の私は存在しない人間に心の底から会いたいと願うほど子供だったし、宮地清志は結構いいヤツだった。マジでなんであそこまで入れ込んだのかよくわかってない。今改めて原作を読み返したりpixivで見ていると、どこを好きになったのかよくわからない。すぐ怒るし、私怒る人嫌いだし。でも私には優しかった。努力家なところを尊敬していたし、照れた顔が可愛かった。(全部妄想ですが)。とても好きだった。5年間夢小説を書いていた。とても好きだった。自作小説の中に親友も登場させた。とても好きだった。私の黒歴史のすべてが彼に詰まっていた。とても好きだった。本当に、辛い時も辛くない時も側にいた(in my heart)。彼と日々を共に過ごし愛される喜びを知った(in my heart)。そういえば宮地清志、ドルオタだったな。私も同じような道を辿っている。すこしこわい。今なら私、宮地清志とお互いの推しのうちわを持ってプリクラ撮れるんだ。お互いに推しの円盤見合って褒め合えるんだ。大革命である。そういえばいつのまにか私は彼の年齢を追い越していた。彼の時間は止まったまま、私だけが前に進んでいく。セーラー服を脱ぎ捨て、大人の階段を登っていく私を止める人はどこにもいない。私はまだ黒子のバスケの続編を見れないでいる。宮地清志が足蹴にされるらしいと聞いたので。そうこうしているうちに決心が固まったので香水は買った。また届いたらレビューする。ジャニーズがいつか香水を出す日は来るのだろうか。

唐突にブログを書くことが苦痛になってきたのでこれからは推しの話だけにしようと思う。三日坊主ではなかったので、自分を褒めてあげたい。

 

 

ちなみに宮地清志の誕生日は11月11日です。テゴとシゲアキの誕生日は…………お察しワハハ。運命?

YOUたち23周年だよ

今日でKinKi Kidsが23周年です。めで鯛。🐟

めで鯛ついでに自分語りをさせてほしい。ブログだし。KinKi Kidsと私について。

 

出会い

私がKinKi Kidsにハマったのは三年前の夏なのだけれど、ハマったきっかけとして全然20周年とかは関係なかった。みんなKinKi Kidsにハマったのは歌番組だったり堂本兄弟だったりをよく聞くのだけれど、私は全然関係なくたまたまお昼にやってたブンブブーンでハマった。バラエティ番組として普通に楽しんで、常時面白くて時々可愛らしいおじさん2人がいつのまにか好きになった。だから明確なきっかけがない。ちょっぴり寂しい。けれど、それも仕方ないのかもしれない。そもそもあの頃の私はジャニーズというものを知らなかった。アイドルを初めて好きになったのでしぬほど情弱だった。テレビもそんなに見ないタイプだったから、歌番組とブンブブーンしか見てなかったしドル誌の存在も雑誌の表紙に良く出演しているのも知らなかった。情弱すぎたので20周年でいかに露出が増えようとあんまり知らなかった。そのせいで随分と損をしたと思う。今はとても悔しい。でも、今あんなにたくさんの供給が来たらびっくりして泣いちゃうかもしれない。いつだってすべては運命の輪の中にあるので、私がキンキをあの時好きになって、今こうして好きでいるのもベストなタイミングだったのだ。そう思いたい。私もみんなとお祭り騒ぎ、したかった(泣)。

現実の人間に、生まれて初めて恋をした。好きだな〜ってなったのはまあ3年前の夏なのだけれど、ガチでハマったのは秋だと思う。私の小さな脳天を貫いたのは18歳の剛くんだったり、光一くんの聖子ちゃんだったり、まあ色々あるのだけれど、やはり私はふたりに恋をした。どっちもかっこよくて可愛くて面白かった。愛しかった。「恋ならどっちか1人じゃないの?」みんなそう思うかもしれない。違う。ちゃんと考えてほしい。相手は絶対に振り向くはずのない人間である。そうして心臓を鷲掴みにしたのは過去の彼らを含んでいた。私はたくさんの2人に恋をしていた。幻想だった。現実にいるようで私の世界にはいないから、一途である必要もないし、自分勝手に愛することが許された。私にとってKinKi Kidsは「まるで現実のような夢」だった。そこにいるのに触れられない。同じ人間なのに天使様みたいにキラキラしている。それがアイドルの利点で、辛いところで、私の心を満たす要素だった。アイドルを好きになると、私とは関係ないところで生きる人間を私が愛したいだけ愛せた。好きな人の寝てるところも食べてるところもメディアで見れた。また好きになった。私は変に冷めているところがあるので、もちろん2人しか見えなくなったわけじゃない。ご飯はいつも通りたくさん食べれたし、夜はめちゃくちゃ寝れたし、なんの変哲もない毎日をなんの変哲もなく普段通り生きていた。本気で結婚できるとは思わないし、ましてや付き合えるなんて思わない。努力する気もない。けれど私は、紛れもなく堂本剛堂本光一に恋をしていた。今も彼らに抱く感情はエゴを孕んだ愛だ。恋は愛に昇格した。広い意味で、きっと私の初恋はKinKi Kidsだった。今はもう光一くんと結婚している気持ちでいる。何を言っているかちょっとよくわからないと思うが、理解して頂くことを私は求めない。何故ならばすごくキモいので。体調を崩されるかもしれない。恋がしたくて完璧な人間を作り上げた。詳細のメモが400を越える。年表がある。怖い。自分でも、怖い。いつかちゃんとまとめようと思いながら2年ほど経った。きっとこいつは、私と一緒に死ぬ。

おわりに

実は自分語りをしたがった割にそんなに語ることはない。申し訳ない。思ったよりも全然なんにもなかった。出会いが明確でない上に私とKinKi Kidsの間にはなんの絆もない。最近好きになった新参なので、辛い時期を支え一緒に超えてきたみたいなエピソードもない。なんとなく「23周年ってスゲーー!!!」と思っている。概念なのに私よりも年上だし。離れる選択肢もあった中で共に仕事をすることを選択した2人に感謝と愛がある。2人のおかげで私は2人に会えた。地球サンキュー。私はKinKi Kidsが好きだ。これからもずっと好きだと思う。私は、私がKinKi Kidsを好きなことに永遠性を感じている。なんとなく、それがアイドルを好きになる上で最上の愛なんじゃないだろうか。40近い彼らに惚れて未だときめき続けているのだから、きっと2人が皺々になっても愛しているのだと思う。KinKi Kidsの形に囚われず、解散したとしても堂本剛堂本光一が一生好きだ。好きなことをしていてほしい、2人なりに楽しく幸せに生きていてほしい。オタクが推しに願うことなどその程度です。

 

KinKi Kidsに幸あれ。

 

ハンドルネーム

 ふとアクセス解析のボタンを押してみると7/13のアクセス数が40だった。怖い。なんで40人も見てるんだ。私が誕生日をアピールするために計3つのアカウントにリンクを貼ったのは7/11だぞ。7/11は13だった。仲良しフォロワーしか見てねーじゃん。なんで13日なんだ。怖いな。そう思って7/13の日記を見にいくと、光一のミラコンがサムネイルになっていた。そうだ、この日キンキ垢にあげてたわ。たはは〜。キンキ垢の人たちは優しい。というかジャニオタはみんな優しい。私はその優しさと馴れ合いの間の心地いいところだけを頂いて揺蕩っている。ありがとうみんな。こんな社会不適合者と仲良くしてくれて……ネテロも驚くほど毎日感謝している。f:id:thisisanota:20200717105309p:image

 これは私の苗字と佐藤のハンコ。私の名前は310と書いてさとうと読む。(私の本名は佐藤ではない。)元々ハンドルネームをコロコロ変える女だったので、たまたまこれで始めたに過ぎなかった。普通の人はハンドルネームをそんなコロコロと変えないと知ったのは最近のことだ。びっくりした。気づいたらさとうで定着してしまって、オフ会などで「さとうさん」と呼ばれるのに慣れてしまった。なんなら普段あまり名前を呼ばれないので「さとうさん」と呼ばれる方が多い。ちなみに勝利を好きになった当初このハンドルネームを名乗るのにはちと居心地が悪さを感じていた。佐藤勝利を好きな人間がさとうを名乗るのはすこし不気味さがあるので。セクゾ垢の人はたまにさとちゃんとかさちこって呼んでくれる。好き。ハンドルネーム、さちこに変えようかなと思いながら半年ぐらいが経ってる。そんなことを思いながらもまあ、結局どんな名前で呼ばれたとて嬉しい。所詮はさとうも310も私を表す単なる記号だし、ラブ・フォロワーが私の名前を覚えてくれて、さらに呼んでくれるというだけで嬉しい。あと勝利は佐藤というより勝利だから。Q.E.D. そんなこんなで買ったハンコ、バイトを辞めてから不必要になった本名の隣に置くことに、大した意味はない。大した意味はないけれど、また怖さが際立つ。置くなよ、横に………そう思いながら100均でなけなしのワンコインを払い(110円だけど)買ったハンコを失くすのも嫌なので隣に置いてある。同じメーカーでないというのがまたリアルさを醸し出していて怖い。そういえば私はゼクシィを買ったことがあるので婚姻届を持っている。……怖い。

 

今日の余談:友達が書いてくれた誕生日祝いの手紙に羅列された推しの中に『ひよこ(風磨)』がいた。

朝8時に起きれた。

山PのCDを取りに行った。偉かった。母に渡すと喜んでいたがPCの調子が悪く聞けなかったらしい。車で聞くと言って会社まで持って行った。渡したときに「DVDないん〜!?」「ジャニーズのオタクの先輩やろ!?」と散々悩んで通常盤買ったくせに責められたので腹が立ち初回盤ABをそのあとポチった。ちなみに私のタワレコアカウントで購入したので今のところ私のポケットマネーから出ている。後で請求する。タワレコの割引を適用したのだがその分は請求しないでおく。これはやさしさ。さて、本日何をしたかといえばそれぐらいである。驚いたかもしれないが、何もしていない。へらへら笑いながらTwitterをしたり、何かのコンテストにノリで応募しようとしたりした。しなかった。それと1時間ぐらいパソコンと格闘し自分で考えた最強のジャニーズの年表を作っていた。f:id:thisisanota:20200715231137j:imageこの人間に関してはもう3年前ぐらいから作っている。設定を継ぎ足しすぎて創造主の私ですら彼女をちゃんと把握していないし、彼女を創っていく途中で大幅に変更を加えた点もある。葵夏樹、勝手に生きている。所謂ドリーム小説の主人公として生を受けたはずの彼女はいつしか恋愛を遠く置き去りにして最強のジャニーズとなった。もはや私はこの葵夏樹という人間のファンである。ファンレターを書ける。ライブに行った気になる。ファンのつもりで感想ツイートをする。「夏樹くん、今何してるかな?」と思いを馳せる。虚無相手に。しかしながら、結局のところ恋愛から始まってるので最終的に夏樹くんは結婚する(正確にはした)。ちょっと感慨深かったけれど始まりがそうなのであまり寂しさはなかった。あと私はこの人間に熱を入れすぎているので同人世界軸も作っている。二次創作でも一次創作でもない謎の同人二次創作軸、正直言って自分の正気を少し疑うが、これ以上なく楽しいので深く考えないようにしている。その中には我がらぶんちゅ勝利さんもいるのだが、そもそもこの話はかなり常識を逸してキモいので鍵垢でしかできない。この話を聞きたい奇特な人間がいらっしゃればお気軽に聞いてほしい。喋りたくてしかたない。私は夏樹くんが大好きすぎるので話が一生終わらない。止まらん。ちなみにこのような最強ジャニーズ人間はあと3人いる。まあその話はおいおい。

できるだけ毎日この日記を更新したいのだが、いかんせん筆が遅く書くこともない。約1000字を目標としているのだが、ついに今日創作キモ話に頼ってしまった。最後に今日私の部屋に犬が乱入してきた回数を書いてほっこり締めようと思う。

 

3回。

1時間半の無

 

もはや既に書くことがない。よく考えれば私の毎日はわざわざ文字に起こしたりするほど彩りがあるわけでもないし、別にこれといったハプニングもない。ただ過ぎていく。そういえばかれこれ眠すぎて光一ソロコンの円盤を横に置いたまま見る元気もなく1時間Twitterをしている。f:id:thisisanota:20200713023301j:imageこの間に見れたなと後悔している。堂本光一のソロが好きすぎてここ2日頭から離れない。それもこれも1/2をバカ忙しい日に見てしまったせいだ。私は歌のうまさや踊りのうまさを理解できない人間なので、ここまで惹かれる理由はきっとバカにでもわかるぐらい演出が良いんだろう。日本語がわからない人間にも素晴らしいステージをという喜多川の意志を汲んでる。今てきと〜言いました。たぶんニュアンスはあってるだろ。1/2コン、飛んでたしジェット噴射してたしジャニーズの十八番芸詰め込んでたしな。そもそも堂本光一ソロ楽曲は全部好きだ。かなり私のツボを押さえている。もしかして私のために作られたのかな?と思った。堂本光一は幼稚園バスに乗った私の哀愁ある背中をどこかでみたに違いない。愛のかたまりも私が初めて電車に乗る姿を見て思いついたのだろう。歌詞書いたの剛くんだしその頃まだ掴まり立ちとかですが。ソロ曲たちを歌うのが堂本光一じゃなくても好きだったと思う。いや、それはどうかな。でもかなり曲自体が好き。言わば堂本光一セレクトショップで、私は彼のセンスが好きすぎる。そんな次第だ。ちょっとよくわからないな。堂本光一が作曲した曲ってなんか全然違いはするのだけれど、一発で「こりゃ光一だな」とわかる。言い過ぎた。「光一では…?」となる。これぐらいだな。絶対切ないんだ。私は音楽にはまったく造詣が深くないのだけれど、たぶんすごくマイナーコードだと思う。なぜなら切ないから。堂本光一のソロ曲の歌詞というものは、よく見れば「なんだこれは」となるものが多い。しかしながら聴いている分には「素敵なのだわ〜〜!(すきすき)」といった風に絶妙におかしさを感じさせないラヴソングとなっている。私は日本語と英語が変に混じった歌詞というものに何故だか爆笑してしまうタチなのだが、光一ソロに関してはいつも「LOVE SMILE PASSION IN MY HEART」と思っている。大好きだという意味だ。最近堂本光一のソロを頑張って集めている。中古屋で売られている初回盤を「光ちゃん…!今助けるからね……!」と言いながらポチポチしている。何も救えてはいない。しいていえば何にも傷つけられていない私の精神を虚無から救っている。だから正確には「私ちゃん…!これを見ていつか救われてください…!」こうなる。私は生きてて救いを要したことはないので、たぶんこの先もないと思う。普通に楽しくDVDを鑑賞して普通に激しく興奮して普通に目をギンギンにさせて布団の中で羊を数える。堂本光一が私の人生に干渉してきても堂本光一の人生に私が干渉することは一生ない。勝手に興奮してクソして寝ますわ。ちなみにこれを書いている間に30分が経過した。やはり円盤を見れた。明日見ることにして今日は寝る。

おい、夢!堂本光一を夢に出してくれ!

私と加藤シゲアキ

私と加藤シゲアキは魂を分かち合っている。茶化しているようで半分ぐらい本気でそう思っている。前の記事でも書いたけれど、私は自分が大好きで、とりわけ誕生日も好きだ。私の誕生日は特別珍しいわけでもなく、有名人にもちょくちょくいる。藤井フミヤとか。そうして誕生日が同じ人には結構親近感が沸いたりする。加藤シゲアキもその一人だった。一つだけ断っておくけれど、加藤シゲアキが好きな人は金輪際私の発言を見ない方がいい。それぐらい加藤シゲアキと私は密接に結びついてしまっている。申し訳ないことに、一方通行ではあるが。

はじまり

加藤シゲアキを知ったのはいつだったか覚えていないけれど、なんとなくBL漫画に出てくるネガティブな可哀想受けみたいなやつなのだろうなと思っていた。勝手に。そもそもジャニーズにあまり興味がなかったこともあり、私の魂分かち合いパーソンはもっぱらフミヤと坂口健太郎だった。しかしながら紆余曲折ありジャニーズにハマって、自然と加藤シゲアキという人間を意識するようになった。誕生日が同じだから。友達が好きだったこともある。NEWSの世界観が可愛くてなんとなくNeverlandの円盤を見せてもらった。MCは面白かったけれどあやめはあまり受け付けなかった。そのあと短編集を購入して、読みやすいけど性描写がキモいななどと消費者様様の感想を抱いていた。その頃には彼に対して同族意識のようなものが芽生えていた。

カカオ

私がシゲアキにハマったターニングポイントは、確実にカカオだ。友人に初めてカカオを見せられたときはなんとも思っていなかったのだが、なんだか急にカカオにハマった。本当に急、今年の二月ぐらいだ。少年倶楽部プレミアムのバージョンにどハマりしたのだが、はっきり断言しておく。あれは麻薬だ。初めて見たときは「飲食をするな!」「椅子の上に乗るな!行儀悪い!」「変な踊りするな!」「カーテンでお泊まり会するな!」と散々だった私も、いつしかカカオに魅せられていた。あのこじんまりとした狭い空間で行われるすべてがカカオの良さだと気付いたのは、ひとしきり小馬鹿にしたあとだった。「うんざりよ」のあとの顔を見た瞬間、可愛いと反射で叫んでしまったとき私は堕ちたことを確信した。今ではあのチョコレートを食べるシーンもブーツのヒールもパリのご機嫌お嬢様のような踊りも何もかもを愛しています。カカオを見るためにこの間Never Ending  Wonderful StoryとEPCOTIA ENCOREを買った。どのカカオもとても良かった。早いうちになんとか少年倶楽部プレミアムの分も手に入れなければならない。カカオはチョコレートなどではなくカカオという題名なのがすごく良い。曲中で一言もカカオが出てこないのが良い。全部いい。すべての歌詞がほんとうに好き。私はもはや「カカオ」という言葉自体にさえ愉悦を感じている。私が辞書を編纂できる権力を持っていたならば、カカオという言葉に加藤シゲアキのソロ曲の題名であるという注釈を入れたいと思っている。カカオのことを話し出すと終わらないので止めます。ちなみに何度も何度もループして見る中でついに私はカカオを歌えるようになった。他界隈の友達に披露すると「なんで?」と言われた。本当に意味がわからない。何故自担ではなく加藤シゲアキの歌を歌った?今は加藤シゲアキのソロ曲はぜんぶ好き。あやめも好きになった。好きすぎて、加藤シゲアキは私なんじゃないかなとよく思う。たぶん全オタクがそう思ってるに違いない。侮るなかれ、彼の曲はすべて素晴らしい。

ちがい

加藤シゲアキと私の共通点は多い。誕生日、血液型、出身地、大方の雑誌などでプロフィールに書かれることはほとんど一致していた。おまけに私は文を書くのが嫌いではなかったし、シゲは題材にするものが一々私の好みを突いてきた(全オタクの好みだと思う)。あと自意識過剰気味だったり、カメラを向けられると笑うのが下手になったり、すぐへらへらするのに愛想が悪かったり、興奮すると早口になったり、声が低かったり友達が少なかったりまあ色々ある。大体オタクはみんなそうだ。そんでまあ、「ふーんおもしれぇー男」とシゲアキを調べるうちにインタビューを見つけた。そしてそこにある、『自分に自信をつけられないまま、あれよあれよという間にここまで来てしまった』という言葉(勝手に要約してある)に心臓を貫かれてしまった。その一部分だけで、シゲアキがまるで自分自身かのような気がした。面白い話(面白くはないけど)、私と加藤シゲアキは、ほんとうはまったく違う人間だった。幼少期も趣味も嗜好も性格もまったく違っていて、共通点はデタカに記載される程度のプロフィールとただ世の中を斜めに見てて理性的に生きたいと願っているところだけだった。『それなりの努力でここまでこれてしまった。』私が心の中でずっと思っていたそれが、言い当てられてしまったようなどきりとした感覚が気持ち悪くも心地良くて、変な感じだった。私と"おなじ"だと思った。この感覚がたぶん私が未だに心の奥底で加藤シゲアキが自分なのだと思ってしまう大きな理由なのだと思う。こういう、うだつのあがらぬオタクはそこらかしこにいる。私予備軍は世の中に十万人ぐらいいるんと思うし、ニコニコ動画見てるオタクはみんなそうじゃないかな。私とシゲアキは"おなじ"だった。自分に根拠のある自信がなくて認められなかったり、時に身を任せてみたり、技術不足を理解しているのに変えられなかったり、でもプライドは人一倍高かったり。だれかに自分の実力を認めてほしいのに自分の実力は足りていないとわかっているから褒め言葉を素直に受け取れない。明確な根拠がないと信じられない。めんどくさ。ウケる。シゲアキの"かつて"の弱さが私自身の負の部分と重なって、かなり地獄みたいなことになっている。危なかった。彼が私と関係のないところで生きている芸能人で良かった。そうじゃなきゃ「わかるよ」と言って2人でどこまでも堕ちていくところだった。セーフセーフ。そしてこれまた私はこの滑稽さを俯瞰的に見て笑っていたりする。自分の中に主観的な人間と俯瞰的な人間が意識とは関係なく存在しているのは、たぶんシゲアキも同じなんじゃないだろうか。シゲアキは"ジャニーズだから"負の部分をそのまんま放置することは許されなかった。グループの中で確立した個性が必要だったし、きっとシゲアキは自分の欠点を知りながらへらへらできる弱さも持ち合わせていなかった。でも私は一般人だからこれからもそうやって生きていきます。壁にはぶち当たってから考える。だからシゲと私は厳密に言うと同じではないのだけれど、占いみたいなものと同じで少しでも当てはまると信じてしまうというわけだ。シゲアキが芸能人でなければどうだったか想像してみるとなんだか切ないのでやめます。まああのビジュで頭良いからいわゆる世間一般で言うそこそこ良い生活を送ってるんでしょう。しらんけど。本当の性質は私とは違うので、私よりも社会に適合できていると思う。しらんけど。

さいごにいろいろ

『苦悩』がシゲアキの良さだとしたらそれをぽんぽーんと放棄してしまった私はその時点でシゲアキではなかった。そう、私はシゲアキではない。実は、特にこれを読んでいる人は驚くかもしれないけれど、私は自分がシゲアキではないことを自覚している。シゲアキは前を向ける人間だった。昔はそうでもなかったのかもしらないけれど少なくとも今は、というか2011年ぐらいからは前に向かって進める人間になった。私なんかよりもたくさん、さまざまな人生経験を積んで、シゲアキは私よりもずっと先を生きてる。あと私よりもたくさんの人間から愛されてる。その時点でかなり自信つくと思うんだけど、昔のシゲ、ほんとなんなんだろう。私のファンおばあちゃんとお母さんだけなんですけど。それでも自尊心バリ高で元気に生きてるよ。すまん脱線。

だから、シゲは私だけど、私はシゲじゃない。

かつて私だったシゲはこれからもそれを抱いて成長していくんだろうな。抱いているシゲはいつだって私には戻れる。でも私はシゲになれない。きっとこれからもなる予定はない。それは別々の人間だからという意味ではなくて、私は白旗をあげ向上心を捨て揺蕩うことを選んだ。同族意識からシゲのこと散々小馬鹿してるけど加藤シゲアキという人間は、私なんかよりもずっと頭が良くてスポーツもできて(私はかなりドジなので)料理もできて歌もうまくてダンスもできて話も面白い。よっぽど素晴らしい人間で、勝ち負けで言うとシゲ圧勝で、私は並び立ってすらいない。かつてのシゲの負の部分に、あるいは根本にある弱さだけにシンパシーを感じてしまう私は加藤シゲアキの下位互換だった。そのことに気付いたとき、私は何故か安堵した。一緒だから好きになったのに、好きな人は私と一緒ではいて欲しくなかった。最近はもっぱらそういう苦悩をシゲに感じています。ワハハ。

そうしてここまで理解しておきながら、それでも私は「加藤シゲアキは私なんだ」と言い張る。

 

なんせシゲは私なので。

 

以上、勘違い最悪女の自分語りでした。これ読んだ人は何を言っているんだ…?と思っているかもしれませんが、私自身真剣に書いてるけど何を言っているんだ…?と思っています。

加藤さん、ささやかながら応援してます。

泣いている

すごい。コスメでおすすめできるものが一つもない。実家暮らしなのでお母さんの化粧品をたまにぺちったり適当にプチプラを顔に塗りたくったりして生きている。目と唇と頬に色がついていればいいと思っている。最悪。でもリップは家に15本ぐらいある。私の唇は一つなのに。あと全部風呂場にステイさせているのでよく怒られる。なんかネットで良い情報をまとめてくれる人たち、プチプラじゃないものもまとめてくれないかな。そんな金出し惜しみはしないんだけどそこそこ高いと失敗できないし別に金はないから情弱はいつも泣きながら化粧品売り場でうろうろしてます。化粧品は可愛いから見てるだけで楽しいね。アイドルと同じです。マスカラ、つけるときにいつも眼球を攻撃してしまうしなんかぺちょぺちょして嫌い。つけてないみたい!なすごいマスカラ誰か教えてください。切実。ま、空気乗せとけって話ではある。コスメ、コスメの話……オーブのこのまんま塗れ❗️というアイシャドウを使っているのだが、オレンジ色のクリームチークだけが見事にハゲてしまった。可哀想でいつも優しさを込めながら手にとってる。可哀想なクリームチーク…私が無知な故にゴリゴリに削られた…クリームチーク……Diorのリップって中国のあの兎柄の飴の味に似てません?この話誰も共感してくれないんだけど絶対そうだよ。f:id:thisisanota:20200709012921j:imageこれなんだけどね。あーあ、気がつくとすぐ食べ物の話だよ。食べ物の話といえばイニスフリーのティントも美味しかったし、ラビオッテも美味しかった。でもやっぱNo. 1はDiorかな。(下手な食レポするな) でも使ってるのはMACです。(なんで?) あとはどう頑張っても二重にならないので随分前に諦めた。そんじょそこらの液体では私の一重は重ねられない。テープはよくわからないしめんどくさい。私はアジアンビューティー代表として世界を風靡します。あーー、眉毛。マジで早く色を抜かねばならないと思いながら、髪を明るくして1ヶ月が経つ。眉さんめちゃめちゃに黒いし書くの普通に下手だから早いとこ存在感を消したい。でもめんどくさがりなのでAmazonのボタン1つ押すのもできやしない。こんなしょうもねえブログ書いてる暇あったら押せよ。他…他には…ソフィーナジェンヌの基礎化粧品は全部いい匂いがする。私は見た目も可愛くて好きなんだけど、ネットで安そうなパッケージと言われていて凹んだ。効果はいまいちわかんない。でも私は油と乾燥がすごいので(?)キュレルとジェンヌを行ったり来たりしている。一生思春期。はやいとこ痩せて目蓋に奇抜な色を載せるだけでぱ、パリコレ!?みたいになりたいものである。(パリコレを舐めるな) これからの私に乞うご期待。

それはそうと、自分が好きなタレントに化粧品のCMをやってほしいというツイートを最近よく見かける。めちゃくちゃわかる。iPhoneの前で首がもげそうになるぐらい頷く。やってほしい。SexyZoneには真っ赤なルージュを端正な唇に引いてほしい。オタク、感無量でおめめ真っ黒にします。KinKi Kidsには…もうDuoはやってるな。40代として2人でSKII出てくれないかな。そういや昔剛がメンズのファンデかなんかのCMやってたな。かわいい。大好き。ウエストにはメンズ用の色々やってほしい。男臭いとこあるから。爽やかデオドラント系絶対似合うんだよな。学生ファンとかタレと同じの使ってる同級生に重ね合わせてときめいちゃったりするんじゃないの!?メンバーほぼアラサーなのに未だに学生みたいな夢を見てしまう…実際やるとなるとスーツ着るんだろうな、トホホ……ごくせんと溺れるナイフとよだかが忘れられない。全部見たことないのに。(照)

最後にあれやっときましょうか。佐藤勝利がばちばちに化粧した姿見たい人〜〜????

ハ〜〜イ!!!!!!!!!

 

グッバイ。