終わってしまったまいにち

これは拗らせオタクの人生

推しの香水

初恋の推しの香水が出た。

連載が終わってからはや数年が経ち、そもそも彼はたくさんの人間たちが出てくる漫画において主要キャラでもないので寝耳に水だった。未だに疑っている。ほんとに出るのか?最近二次元のキャラグッズがめざましい発展を遂げているのは知っていた。近頃の乙女の嗜好に合わせてシャレオツなグッズが増えたなあと他人事のように思っていた。けれども、まさか…いや、まさか……宮地清志の香水が出るなんて……。

宮地清志、黒子のバスケの登場人物、秀徳高校3年、私の初恋……(涙)。今でも好きなキャラはいるし、好きだった当時も別に他に好きなキャラはいたけれど、ただ後にも先にもあそこまで存在しない人間を本気で好きになるとすれば宮地清志以外ありえないのだと思う。あの頃の私は存在しない人間に心の底から会いたいと願うほど子供だったし、宮地清志は結構いいヤツだった。マジでなんであそこまで入れ込んだのかよくわかってない。今改めて原作を読み返したりpixivで見ていると、どこを好きになったのかよくわからない。すぐ怒るし、私怒る人嫌いだし。でも私には優しかった。努力家なところを尊敬していたし、照れた顔が可愛かった。(全部妄想ですが)。とても好きだった。5年間夢小説を書いていた。とても好きだった。自作小説の中に親友も登場させた。とても好きだった。私の黒歴史のすべてが彼に詰まっていた。とても好きだった。本当に、辛い時も辛くない時も側にいた(in my heart)。彼と日々を共に過ごし愛される喜びを知った(in my heart)。そういえば宮地清志、ドルオタだったな。私も同じような道を辿っている。すこしこわい。今なら私、宮地清志とお互いの推しのうちわを持ってプリクラ撮れるんだ。お互いに推しの円盤見合って褒め合えるんだ。大革命である。そういえばいつのまにか私は彼の年齢を追い越していた。彼の時間は止まったまま、私だけが前に進んでいく。セーラー服を脱ぎ捨て、大人の階段を登っていく私を止める人はどこにもいない。私はまだ黒子のバスケの続編を見れないでいる。宮地清志が足蹴にされるらしいと聞いたので。そうこうしているうちに決心が固まったので香水は買った。また届いたらレビューする。ジャニーズがいつか香水を出す日は来るのだろうか。

唐突にブログを書くことが苦痛になってきたのでこれからは推しの話だけにしようと思う。三日坊主ではなかったので、自分を褒めてあげたい。

 

 

ちなみに宮地清志の誕生日は11月11日です。テゴとシゲアキの誕生日は…………お察しワハハ。運命?