終わってしまったまいにち

これは拗らせオタクの人生

YOUたち23周年だよ

今日でKinKi Kidsが23周年です。めで鯛。🐟

めで鯛ついでに自分語りをさせてほしい。ブログだし。KinKi Kidsと私について。

 

出会い

私がKinKi Kidsにハマったのは三年前の夏なのだけれど、ハマったきっかけとして全然20周年とかは関係なかった。みんなKinKi Kidsにハマったのは歌番組だったり堂本兄弟だったりをよく聞くのだけれど、私は全然関係なくたまたまお昼にやってたブンブブーンでハマった。バラエティ番組として普通に楽しんで、常時面白くて時々可愛らしいおじさん2人がいつのまにか好きになった。だから明確なきっかけがない。ちょっぴり寂しい。けれど、それも仕方ないのかもしれない。そもそもあの頃の私はジャニーズというものを知らなかった。アイドルを初めて好きになったのでしぬほど情弱だった。テレビもそんなに見ないタイプだったから、歌番組とブンブブーンしか見てなかったしドル誌の存在も雑誌の表紙に良く出演しているのも知らなかった。情弱すぎたので20周年でいかに露出が増えようとあんまり知らなかった。そのせいで随分と損をしたと思う。今はとても悔しい。でも、今あんなにたくさんの供給が来たらびっくりして泣いちゃうかもしれない。いつだってすべては運命の輪の中にあるので、私がキンキをあの時好きになって、今こうして好きでいるのもベストなタイミングだったのだ。そう思いたい。私もみんなとお祭り騒ぎ、したかった(泣)。

現実の人間に、生まれて初めて恋をした。好きだな〜ってなったのはまあ3年前の夏なのだけれど、ガチでハマったのは秋だと思う。私の小さな脳天を貫いたのは18歳の剛くんだったり、光一くんの聖子ちゃんだったり、まあ色々あるのだけれど、やはり私はふたりに恋をした。どっちもかっこよくて可愛くて面白かった。愛しかった。「恋ならどっちか1人じゃないの?」みんなそう思うかもしれない。違う。ちゃんと考えてほしい。相手は絶対に振り向くはずのない人間である。そうして心臓を鷲掴みにしたのは過去の彼らを含んでいた。私はたくさんの2人に恋をしていた。幻想だった。現実にいるようで私の世界にはいないから、一途である必要もないし、自分勝手に愛することが許された。私にとってKinKi Kidsは「まるで現実のような夢」だった。そこにいるのに触れられない。同じ人間なのに天使様みたいにキラキラしている。それがアイドルの利点で、辛いところで、私の心を満たす要素だった。アイドルを好きになると、私とは関係ないところで生きる人間を私が愛したいだけ愛せた。好きな人の寝てるところも食べてるところもメディアで見れた。また好きになった。私は変に冷めているところがあるので、もちろん2人しか見えなくなったわけじゃない。ご飯はいつも通りたくさん食べれたし、夜はめちゃくちゃ寝れたし、なんの変哲もない毎日をなんの変哲もなく普段通り生きていた。本気で結婚できるとは思わないし、ましてや付き合えるなんて思わない。努力する気もない。けれど私は、紛れもなく堂本剛堂本光一に恋をしていた。今も彼らに抱く感情はエゴを孕んだ愛だ。恋は愛に昇格した。広い意味で、きっと私の初恋はKinKi Kidsだった。今はもう光一くんと結婚している気持ちでいる。何を言っているかちょっとよくわからないと思うが、理解して頂くことを私は求めない。何故ならばすごくキモいので。体調を崩されるかもしれない。恋がしたくて完璧な人間を作り上げた。詳細のメモが400を越える。年表がある。怖い。自分でも、怖い。いつかちゃんとまとめようと思いながら2年ほど経った。きっとこいつは、私と一緒に死ぬ。

おわりに

実は自分語りをしたがった割にそんなに語ることはない。申し訳ない。思ったよりも全然なんにもなかった。出会いが明確でない上に私とKinKi Kidsの間にはなんの絆もない。最近好きになった新参なので、辛い時期を支え一緒に超えてきたみたいなエピソードもない。なんとなく「23周年ってスゲーー!!!」と思っている。概念なのに私よりも年上だし。離れる選択肢もあった中で共に仕事をすることを選択した2人に感謝と愛がある。2人のおかげで私は2人に会えた。地球サンキュー。私はKinKi Kidsが好きだ。これからもずっと好きだと思う。私は、私がKinKi Kidsを好きなことに永遠性を感じている。なんとなく、それがアイドルを好きになる上で最上の愛なんじゃないだろうか。40近い彼らに惚れて未だときめき続けているのだから、きっと2人が皺々になっても愛しているのだと思う。KinKi Kidsの形に囚われず、解散したとしても堂本剛堂本光一が一生好きだ。好きなことをしていてほしい、2人なりに楽しく幸せに生きていてほしい。オタクが推しに願うことなどその程度です。

 

KinKi Kidsに幸あれ。